こんにちは、イマジカデジタルスケープの伊藤和博です。
今回は、Premiere Pro CC 2019から新機能で、「マスクトラッキングの高速化」をご紹介します。
Premiere Proでのマスクは、各エフェクトごと、エフェクト内の設定としてマスクを適用できるようになっており、デフォルトのエフェクトでは不透明度のプロパティのみマスクを持っています。
Premiere Pro CC 2019では、このマスクのトラック時にプログラムモニターのプレビュー更新をOFFにする機能が搭載され、この機能によってマスクのトラックが高速に処理できるようになりました。
また、1080を超える高さのクリップ(4Kなど)は、フレームを1080に縮小してからトラックの計算を行うようになっており、低画質レンダリングも使用して、マスクのトラッキングプロセスを高速化するようになっています。
今回はPremiere Pro上でのマスクの操作そのものと、高速処理する場合のオペレーション、またAfterEffectsの「マスクをトラック」に置き換えて処理する方法をご紹介します。