今週は、つい先日、6月19日(木)よりダウンロード開始になりました、Adobe Creative Cloud 2014の中から、Dreamweaver CC 2014の新機能についてご紹介します。
今回のバージョンから、CC 2014というように、CCの次に年代を入れるようになったようです。
考えてみると、CS6からCCになったものも6月でしたので、この時期は新バージョン登場の時期、ということが想定できるのかもしれませんが、 Creative Cloud各アプリケーションともに様々な新機能を搭載していますので、今週はまずDreamweaver CC 2014からご紹介したいと思います。
CC 2014そのもののインストール
Dreamweaverなどの個別のアプリの前に、まず、各CC 2014のアプリケーション群は、現状のCCのアップデートという形ではなく、新規の別アプリをインストールする、という形になりますので、「Adobe Creative Cloud」というアプリケーションそのものを起動し、これまでのCCとは別に、各CC2014そのものを新規でインストールする必要があります。従来のCCをお使いの方で、各CCアプリケーションの、ヘルプメニュー→アップデート、によって、従来のCCがCC2014にアップデートされるわけではありませんのでご注意ください。また、CC2014をフルセットでインストールすると、それなりに時間もかかりますので、時間に余裕を持ってインストールされることをお勧めします。
さっそくやってみよう!
新規のアプリとなりますので、当たり前ではありますが、CCとは異なる新しいスタートアップ画面からスタートです。その後、初回の起動時には、新機能の紹介を促すウインドウがいくつか表示された後、初期設定のパネルレイアウトで起動します。
ライブビューでの直接編集・1
それでは、Dreamweaver CC 2014の新機能の一つをご紹介しますが、Dreamweaverといえば、ライブビューを使用することで、webkitと同等のエンジンでプレビューすることが可能でした。
CC2014では、このライブビュー上で直接編集が可能になっています。CCまでのDreamweaverでは、デザインビューでの編集の場合、CSS3の新しいプロパティを使用すると一部表示がついてこないプロパティがありましたが、ライブビューで編集可能になることで、もうデザインビューにしなくても、リアルタイムで結果を見ながら編集できるのは非常にありがたい機能かといえます。
ライブビューの状態で、テキスト等をドラッグで選択すると、そのノードに一番近い要素を表示し、すぐ右側にある「+」をクリックすると、クラスやidをそのまま追加することが可能になっています。なお、CSSのレイアウトのボックスモデルなど、いわゆるビジュアルエイドの部分に関しては、従来のデザインビューでの確認が必要になります。
ライブビューでの直接編集・2(divをドラッグで入れる)
エレメントクイックビュー
タグインスペクターの右端に、エレメントクイックビューというボタンが追加されました。
このボタンをクリックすると、現在のページのDOMツリーがそのまま確認することが可能です。従来のタグインスペクターのみの場合、その要素よりも下にあるDOMツリーがどのようになっているのがが追えませんでしたが、このエレメントクイックビューで、全体を確認することができるようになっています。
その他、CSSデザイナーパネルの強化など、魅力的な新機能を搭載したDreamweaver CC 2014ですので、すでにCCをお使いで、またCC 2014をダウンロードしていない方は、ぜひダウンロードして使ってみてください。
関連講座
↑ページTOPへ