このトレーニングは、Photoshop、Fireworks、FLASH、Dreamweaver等を使って、簡単なWebサイトを作成しながら、Webサイト制作の流れと、Webサイト制作に使用する各アプリケーションの役割、必要な言語を理解するトレーニングです。Webサイト制作を始めたくても、どこから手をつけていいか、何から勉強すればいいかわからない、という方を対象に、Webサイト作成の全体のワークフローを学習します。このトレーニングで使用するソフトウェア以外でも、Webサイト制作の基本的な考え方は同じです。本トレーニングを通じて作業の流れを確認していただき、実際に制作に入る手がかりとしていただければ幸いです。
このトレーニングは、初めてWebサイトを作成する方を対象としたトレーニングです。
そのため、これからWebページ・Webサイトの制作を行いたい方を広く対象としています。
特にこのトレーニングでは、Adobe製品の様々なアプリケーションが、どのようにWebサイト制作と関連し、どのようなワークフローでWebサイトを作成するのかを学習します。
トレーニングでは、Webサイト内に必要な、画像、イラスト、アニメ、ビデオなどの各素材を作成した後、それらを使用してサイトのプロトタイプ(モックアップ)を作成し、そのプロトタイプを元に、Webページを完品に仕上げ、サーバーへのアップロードまでを擬似的に行います。ページ制作からアップロードまでの一連の流れを学習できるため、まったくのゼロの状態から、アップロードまでをこのように行う、という流れが一貫して学習できるのが特徴のトレーニングです。
●DTP業界・映像業界のご経験者または、異業種の方へ
DTP及び映像のご経験のある方は、Ai・Ps・Idや、Ae、Prなどのご経験はある方も多いと思います。
DTP業界の方は、AiとPsでの「プリント用の」データの作り方や考え方、というものを少し変えていく必要があり、データは「軽くする」必要があることや、画像をゼロから「作る」というスキルを習得する必要があります。また、映像業界の方は、これまでに編集した映像を「ブラウザ上で」表示する、サーバーに「アップロードする」など、これまでとは違うスキルを習得していく必要があります。
また、Microsoft Office系のアプリケーションの経験はあっても、Adobe製品の経験は無い方もいらっしゃるかと思いますが、Officeの経験者の方は、テキスト入力や書式の設定、関数やグラフの生成は行ったことがあるかと思いますが、直線や曲線の描画、画像合成、レイアウト、色使いなど、グラフィック系のアプリケーションそのものの使い方や操作を学習する必要が出てくるかと思います。
また、なかなかWebそのものとは違う仕事をされている場合には、タグやCSSの入力などを行う経験もどうしても少なくなるとは思いますが、主要なタグやCSSなどはある程度限られているため、覚えることもそう大変なことではないかと思います。
このトレーニングでは、Adobeの各アプリケーションはそれぞれどのようなアプリケーションで、Webの中でどのような役割として使用するアプリケーションなのかを学習し、サイトそのものは具体的にどのように作っていくのか、を学習します。Adobe製品を使用したWebサイト制作の最初の一歩として、このトレーニングをご検討ください。
●すでにWeb業界でお勤めの方
すでにWeb業界に従事されている方は、特にこのトレーニングの受講は不要かと思われますが、ご存知の通り、現在、Adobe製品は、クラウドによって複数のアプリケーションを同時に提供している(同時に使用できる)ため、Ai、Ps、Fl、Fw、Ae、Dwのうち、いくつかのアプリケーションのみを使用している方(使用経験のある方)は、製品全体を把握する、という意味合いでこのトレーニングをご活用していただくといいかと思います。